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i.Sense EC.P
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エナジーチェーン用の押し引き力監視システムで機械の故障停止時間発生を削減
i.Sense EC.P - イグスのスマートテクノロジーにより、わずかなコストと手間で費用やトラブルを削減
エナジーチェーンの破損防止には押し引き力の管理が重要です。押し引き力の変化が大きくなると、それにともない破損のリスクも増大します。EC.Pセンサーは押し引き力の管理に加え、必要時のシステムシャットダウン機能をご提供します。フリースパン走行・スライド走行のいずれにも設置可能です。これらのセンサーは荷重の変化や環境パラメータの変化にも対応します。
インフォメーション
i.Sense EC.Pの設置、セットアップ、トラブルシューティングのマニュアルはこちら。
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i.Sense EC.Pの概要とそのメリットは?
i.Sense EC.Pの成功事例にはどのようなものがありますか?
i.Sense EC.Pの技術的コンポーネントは何ですか?
i.Sense EC.Pの費用対効果はどのようなものですか?
i.Sense EC.Pは現場でどのように設置するのですか?
i.Sense EC.Pは寿命予測計算コンセプトにどのように組み合わせられますか?
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i.Sense EC.Pの機能原理とメリットを70秒でご紹介
i.Sense EC.Pの概要とその特長は?
機能性と利点
このEC.P(EC = エナジーチェーン、P = 押し引き力)センサーはエナジーチェーンの一端に取り付けられています。
センサーがエナジーチェーン移動端にかかる
押し引き力を連続的に測定
し、中継ケーブルを介してそのデータを制御盤内のDINレールに設置された制御モジュールに伝送します。
多くの場合チェーン本体の故障が発生する前に、異物・雪や氷・ずれ・変形またはガイドチャンネルの緩みなどの要因による移動端の押し引き力の増加が先に発生しています。
許容可能な力を超えた場合、i.Sense EC.Pシステムはその事実を検知・通知し、システムのスイッチをOFFにすることで
被害の拡大や設備全体への被害を防ぎます
。
i.Sense EC.Pの技術的コンポーネントは何ですか?
押し引き力監視システムの技術詳細
センサー
用途環境に応じて、使用できるEC.Pセンサーユニットは2種類あります。
ひずみゲージ力センサー
FTAフローティングムービングエンドのロードセル
1つ目のタイプでは、EC.Pセンサーユニットはセンサーブロックと取付ブラケットにねじ留めされたダミーブロックで構成されます。このタイプは、ほとんどの用途に適した標準です。2つ目のロードセル付きタイプは、通常、完全なエンジニアリングプロジェクトの一部です。センサーは、ロードセルとしてフローティングムービングエンド(FTA)に取り付けられます。
評価モジュール
その後、供給されたすべてのセンサーデータは、監視対象システムの制御キャビネットに設置~チェーンフレックスケーブルで中継された
i.Sense Module II
によって継続的に評価されます。モジュールは、すべての動作異常を即座に検知し、NC接点を介して、ユーザーまたは機械の制御システム(例:Siemens PLC)に直接報告します。この新世代は、1つのスイッチキャビネットモジュールで
最大4つの状態監視センサーを同時に
接続できるため、多くのスペースとコストを節約できます。
接続
モジュールは、
リモートリセットやSMS/Eメールアラーム機能
など、多くの典型的なインダストリー4.0ユースケースも提供します。i.Senseモジュールは、緊急時の機械全体の故障を防ぐため、PLCプラント制御システムへの直接統合以外にも他のネットワークオプションを提供しています。
一つは、オプションのSMSモジュールによる場所を遠隔へのアラート通知です。もう一つは、i.Cee moduleに関連して、収集したすべてのセンサーデータを
オンラインダッシュボード
に出力することです。
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i.Sense EC.Pセンサーはエナジーチェーンにどのように取り付けられていますか?
樹脂製ブラケットに設置されたEC.Pセンサー
センサーのデータシートダウンロード(英語版PDF)
クレーン内のエナジーチェーン移動端側フローティングアーム(FTA)ユニットに実装されたEC.Pセンサー
ロードセルのデータシートダウンロード(英語版PDF)
EC.Pセンサーはお客様ご自身で取り付けることができます
設置方法説明書のダウンロード(英語版PDF)
i.Sense EC.Pモジュールの接続方法
取付方法の他、すべてのスマートプラスチックシステムに関する詳細な操作説明も掲載しています。操作に関連するあらゆる側面を段階的に解説しています。
安全に関する指示
設置と接続の計画
設定とキャリブレーション
動作条件
不具合対策
操作説明書のダウンロード(英語版PDF)
インテリジェントな押し引き力監視システムの成功事例
i.Sense EC.P 使用事例
下水・廃水処理施設
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港湾・コンテナクレーン
|
コンベア、バルクハンドリング
「手間を減らして稼働率アップ」
「メンテナンス作業の軽減、稼働率向上、複数のケーブルやホースを1つのシステムでまとめて保護案内できること、これらのメリットを電子的な i.Sense EC.P押し引き力監視が実現しました … 私はまた間違いなくイグスのインテリジェントなエナジーチェーンを選びます。」
AOS社
のプロジェクトマネージャー、ファビアン・ウェルヘルム氏
世界中のお客様の使用事例
国際的な自動車生産工場、世界的なクレーン産業、地域の下水処理場などで i.Sense EC.Pシステムが採用され、メンテナンスコストの削減や機械の故障停止時間発生防止に成功しています。
使用事例一覧へ
スマート状態監視システム i.Sense EC.Pはどのような時に必要ですか?
定期的なメンテナンスのための設備停止を回避したい場合
人による24時間常時監視は不可能。そのサポートとして
プラントや機械を頻繁に、あるいは連続的にモニタリングする必要がある場合
エナジーチェーンシステムへのアクセスや目視確認が困難な場合
メンテナンス作業が健康リスクや安全上のリスクをもたらす場合
メンテナンスコストの削減と長寿命化を実現したい場合
i.Sense EC.Pの費用対効果について
安全システムの費用対効果への評価は、必要な初期投資が単なるコスト増とみなされがちなため、評価が困難な場合がよくあります。そこで、自動車生産工場での実経験に基づき、
使用期間全体の損益分岐点の分析
を実施しました。
ドイツの製造業のあらゆる典型的なメンテナンス費用の平均労働時間コスト(41.60ユーロ)を前提とすると、EC.Pシステムは、控えめな見積もり(通常のケース)でも、
使用開始後わずか3年目で損益分岐点に到達します
。
損益分岐点分析全体を見る(ドイツ語ページ)
損益分岐点分析で複数のシナリオを詳細に調査しました
ドイツのスマートプラスチック担当者による i.Sense EC.Pのデモ
個別ご相談
ご使用のクレーンや機械設備内のエナジーチェーンに対し加わる引張力を監視し、システムの信頼性を向上させませんか?
ご興味ございましたら、是非お問い合わせください。
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寿命予測計算システムの基礎となる i.Sense EC.P
スマートプラスチックで常に最適なメンテナンスソリューションを
寿命予測計算システムの強固な基盤を築くには、i.Sense EC.Pのような個別の状態監視システムのスマートネットワークが必要です。イグスでは、寿命予測計算システムを「i.Cee」と呼んでいます。「i.Sense」はすべての状態監視システムを指します。
ここでの中心的な要素 i.Ceeソフトウェアと、i.Sense状態監視センサーをエナジーチェーンやすべり軸受、リニアキャリッジなどで組み合わせることで、通常の製品をスマートテクノロジー対応製品に変えることができます。このアップグレードにより、実際の使用データに基づく最大製品寿命と最適なメンテナンス時期をリアルタイムで決定することが可能となります。
スマートプラスチックの寿命予測計算システムについて
スマートプラスチック
全体概要
インダストリー4.0に対応した製品ポートフォリオをご紹介します。
無料パンフレットの内容:
使用状況モニタリング(i.Sense)
状態監視システム
状態監視システムのメリット
使用状況モニタリングの使用事例
予知保全(i.Cee)
寿命予測計算システム
寿命予測計算システムのメリット
寿命予測計算システムの使用事例
現代のスマートファクトリーコンセプトにおけるデータフロー
スマートプラスチックカタログをダウンロード
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