iCee:寿命予測計算システム

スマートプラスチックでメンテナンスコストを大幅削減する方法とは?

個々のコンポーネントをスマートにネットワーク化することで、寿命予測計算システムのための強固な基盤が構築されます。 イグスでは、寿命予測計算システムを「i.Cee」と呼んでいます。このシステムの中核となる要素がi.Ceeソフトウェアです。これにより、イグス製品の最大予測寿命交換点検の最適な時期を決定することができます。イグス独自のアルゴリズムにより、使用状況に応じて耐用年数や交換推奨時期を修正計算します。
寿命予測計算システム i.Ceeの利点
▲ 技術向上
  • 製品寿命の最大化
  • システム全体の効率化
  • インダストリー4.0/IIoTコンセプトへの統合
 
▼ コスト削減
  • 早期の破損発見によるメンテナンスコスト削減
  • 予期しない稼働停止を回避
  • 保管費用の削減
i.Cee LIVEデモダッシュボード
スマートプラスチック i.Cee - 寿命予測計算システムのすべてのメリットを1つのモジュールに集約

i.Cee ハードウェア

i.Cee:box

イントラネット 耐候性ボックス(IP.68)は設備の制御盤の中に設置され、エナジーチェーンやすべり軸受のセンサーを受信すると同時に、i.Ceeソフトウェアのホストとなります。iCee:boxは複数の接続アセットを持ち、イグス状態監視システムユニットとの連動が可能です。
i.Cee:Boxについてより詳しく

i.Cee:plus II



i.Cee:plus II


装置の制御盤内あるいは装置の内部へ直接設置されるi.Cee:plus IIモジュールは、エナジーチェーンシステムやすべり軸受けのセンサーデータを収集し、i.Ceeソフトウェアへ転送します。
i.Cee:plus IIについて詳しく

i.Cee:custom

i.Cee:custom エナジーチェーンやすべり軸受のセンサーはお使いのソフトウェアと直接交信し、i. Ceeソフトウェアに分析のためデータを転送します。
センサーとソフトウェア間の直接交信は最も複雑ですがお客様の個別に合わせたソリューションとなっています。
個別のお問合せ

高度な設計をシンプルに。わずか数クリックでスマートプラスチック コンプリートセット購入可能!

コンプリートセットへ


データ転送とアクセスのあり方はお客様のご要望次第

社内ローカルネットワーク内のデータ転送(i.Cee:local)あるいはクラウドサービスの利用(i.Cee:cloud)

i.Cee:local

i.Cee:local 設備測定データは社内ネットワークの外には出ず、i. Ceeソフトウェアはネットワーク内部でのみ情報交換と処理を行います。
複数のエナジーチェーンの管理を行うとともに、お客様のご要望に応じた情報アウトプット方法を構築可能です。   

i.Cee:cloud

i.Cee:cloud このインターネットベースのソリューションには2つのオプションがあります。 最初のケースでは、データはクラウドに直接転送され、ブラウザのダッシュボードからアクセスできる保護された領域で利用可能になります。2つ目の方法では、データはi. Cee.net上の中間的な場所、いわゆるデータコンセントレータに送られます。 i. Cee.netはお客様側にありますので、そこからデータ交信の停止・調整をいつでも任意に行うことができます。

i.Ceeによる寿命予測計算システムの利点とは?

  • 突発的な故障による機械停止で貴重な生産時間が失われることを回避 
  • メンテナンスに要する諸コストを削減
  • イグスの各コンポーネント製品の製品寿命を最長化  
  • お使いのシステムを手早くシンプルにインダストリー4.0コンセプト対応に変えることが可能  

イグス寿命予測計算システムホワイトペーパー

状態監視と寿命予測計算システムの区別を明確に


イグスのホワイトペーパーに以下の内容が解説されています: 

  • イグス状態監視システム(i.Sense)とは
  • イグス寿命予測計算システム(i.Cee)とは
  • 両システムの背景にあるテクノロジーは?
  • 双方のシステムのエナジーチェーンシステムへの利点とは
ホワイトペーパーダウンロード(英語版PDF)

イグスi.Ceeでダウンタイムの発生を削減...

...できた余裕の時間を使いさらなる業務改善のアイデアを練ることができます。

自動車生産工場において、コンベアーベルトは決して停止することはありません。組み立てや溶接などの作業を行うロボットアームと、それらにエネルギーやデータを供給するコンポーネントが連携して使用されています。 そんな環境だからこそ、予知保全のようなインテリジェントなコンセプトが最も意味を持つのです。 インダストリー4.0のための新しいプロジェクトでも、効率を重視したレトロフィットでも、当社のスマートプラスチックソリューションは、ユニバーサルなモジュラーシステムとして提供され、どのようなシステムにも個別に適合させることができます。 
 
自動車工場での予知保全:寿命予測システム

スマートプラスチック 新提案2022

... 技術を上げて、コストを下げる。それが私たちの使命です。

技術を上げて、コストを下げる:イグスは常に少なくともこれらの内一つを提供します。それが私たちの使命であり、長年にわたって皆様に提供してきたものです。現在の困難な状況における大きな挑戦は、私たちをさらに大きな努力に駆り立てます。

新しい i.Sense EC.W製品寿命センサーや、非接触式システム監視のための i.Cee Wonderboxなど、スマートプラスチックの新提案2022のすべてをこちらでご覧ください。
インダストリー4.0:スマートプラスチック新提案2022一覧

ファナックのFIELD Systemとイグスのスマート・プラスチックを使ったインテリジェントな工場監視

世界的なロボットメーカーであるファナックは、機械やシステムのデータを評価するための製造業向けオープンプラットフォーム「FIELD system」を提供しています。このシステムは、ローカルネットワークトポロジーを用いて各メーカーの生産機械を接続し、プロセスチェーン全体の包括的なデータ分析を可能にします。このインフラではファナックとサードパーティサプライヤーのアプリが使用されます。「スマートプラスチック - i.Cee」アプリは、メンテナンス担当者がエナジーチェーンやケーブルなどのスマートプラスチック部品の状態を監視し、FIELD systemで事前にメンテナンス作業を計画することを可能にします。