次世代のi.Sense：データリンクに干渉することなく伝送を測定

ここでは、実績のあるケーブルモニターシステム i.Sense CF.D II のさらなる開発のためのコンセプトスタディを紹介します。新しいセンサーエレクトロニクスシステムは、監視対象ケーブルの両側、コネクタの近くに「クリック」して取り付け、小さな測定用ワイヤーをケーブルに巻き付けます。これは、測定するケーブルに小型（8cm）の「アンテナ」を巻き付けるものです。

これにより、バス、イーサネット、計測システム、またはデータケーブルのデータ伝送特性を、 データ経路に介在せず運用中に測定することができます。 これにより組立コストの削減・運用停止リスクの低減を行うとともに、組立て後のケーブル再位置決めの必要性がなくなります。 
 

センサー断面積の図面

ケーブルアンテナ巻線

技術向上

• クリップ式センサー技術により、動作中の伝送品質を測定します。
• i.Cee:plus II モジュール - 推奨メンテナンス時期を知らせる寿命予測計算システム​
• プラグインコネクタを含む可動ケーブル全体をスマートにモニタリング
   

コスト削減

• 装置への組付けは簡易で、設置や初期設定のコストを大幅に削減
• データリンクには介在しないため、装置取付後のケーブル位置の補正を行う必要がありません。
• 従来のi.Sense CF.Qと異なり、測定用コアの追加が不要です。
• バスケーブル交換の適切な時期をお知らせ – 予期しない設備故障停止を防止
   

高性能

• 寿命計算や破損検知の判定は、業界最大規模の社内試験施設でのエナジーチェーンシステム耐久試験データを基礎とします。
• お客様のアプリケーションで実際にお試し：イグスはベータテスト段階の無料サンプルを提供可能です。
   

サステナビリティ

• 測定用コアの追加が不要
• 予測可能なサービスインターバルにより、リソースを必要とする緊急時のオペレーションを軽減
   

CF.P

• 状態監視システム
• ケーブルに作用する引っ張り力を測定
• エラーを検知するとコンタクトが閉じ機械に通知を送信

CF.Q

• 状態監視システム 
• 電気的特性の変化を表示
• 断線の際には、NO接点や信号で情報発信

CF.D

• 状態監視システム 
• ネットワークケーブルに統合。追加の計測ケーブルは不要
• 断線の進行による通信状態の変化を検知
• LED、NC接点、もしくはネットワークを経由して警告を表示

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