アキシアル方向に不要なすきまが発生する場合は？

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最も精密なソリューションの1つは、ゼロバックラッシ送りねじナットです。 いくつかの部品で構成され、耐用年数に合わせて調整されます。 特に、小さな荷重を素早く移動させる多条ねじに適しています。 クリアランスフリーの原理により、全耐用年数にわたりクリアランスを最小限に抑えることができます。 医療機器、研究装置や印刷機械など幅広い分野での、精密な位置決めや送り動作に最適です。
 
送りねじナットは、サポートナット、トーションバネ付き調整リング、フリクションディスク、アキシアル要素で構成されています。 トーションバネにより、送りねじシステムに予圧されます。
 
► 全耐用年数にわたり最小限のアキシアルバックラッシ
► 精密な位置決めと送り動作
 
► ドライスピン/ドライリン多条ねじに
► フランジ型送りねじナット
► 回転方向:右
► 材質:イグリデュールJ
 

黄色い箇所 = アキシアルクリアランス

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当社の低クリアランス送りねじナットには、すべて2つのエラストマーOリングが装備されています。 機能の原理はアンチバックラッシ送りねじナットに似ています。 しかしこの場合には、低クリアランス送りねじナットによって、クリアランスを減らすことができます。 Oリングは、送りねじナットのねじ面とねじを押して、ねじに半径方向のラジアル予圧をかけます。 これにより、ナットの軸方向および半径方向の予圧を一定に保つことができます。 低クリアランス送りねじナットのさらなる利点は、スムーズな動作と経済的な価格です。
 
►半径方向のラジアル予圧によるアキシアルクリアランスの低減 
► 振動の低減によるスムーズな動作
► 低コストなゼロバックラッシナットの代替品
 
►ドライスピン多条および台形ねじの最大直径14mm
►フランジ型送りねじナット
► 回転方向:右
► 材質:イグリデュールJ
 

黄色い箇所 = アキシアルクリアランス

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送りねじを使用すると、一般的にノイズや振動が発生します。 とくに長いストロークや長い送りねじでは、自己誘発的な振動を引き起こす可能性があります。
 
トライポロジー(摩耗)特性を最適化したイグリデュール材質を使用した送りねじナットは、その優れた摺動特性のため、従来の樹脂製や金属製(銅や真鍮)ナットと比べて、ノイズの発生が少ない傾向にあります。
 
騒音を低減するためには、材料の適切な選択に加えて、予圧機構も効果的な対策となります。 アンチバックラッシ送りねじナットの場合、エラストマーリングがインサートプレートに力を加えて、それが送りねじに予圧を与えます。 この予圧が全長、全周にわたって存在しないことが重要です。 これにより、わずかな範囲での低アキシアルクリアランスが確保されます。 この送りねじナットの機能原理は、ゼロバックラッシ送りねじナットのそれとは大きく異なります。
 
►騒音と振動の低減 
 
►ねじ径24mmまでの台形ねじ用
►スリーブ型およびフランジ型送りねじナット
►回転方向: 右および左
►材質: イグリデュールJおよびイグリデュールR
 

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新しい予圧式送りねじナットは、最小のアキシアルクリアランスと高い位置決め精度を実現します。ゼロバックラッシュナットの費用対効果の高い代替品であり、小さなピッチに最適です。この予圧機構はスライドテーブルSHT-PLで実証済みです。3Dプリンタでの使用事例もあります。

► ねじ径が6.35mmまでの多条ねじ向け
► フランジ型送りねじナット
► ねじ方向：右ねじ
► 材質：イグリデュール J