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プレス向け発表会を終え、今日は東京をブログ読者の皆さんにご紹介しようと思います。前回は東東京の日本伝統文化をご紹介しましたが、今日は西に向かい、東京のまた違った一面をお伝えできればと思います。

バイクライダーにはLCAプロダクト担当の大岡さんになっていただきました。

秋葉原はかつて日本の電機部品の販売の中心地でしたが、現在ではゲームをはじめとした各種コンテンツの発信地となっています。オタク文化に満ちたこの街は前衛的なアートにあふれており、イグスバイクが走っていても違和感がありません。

続いてバイクは5kmほど走って、ホテルニューオータニへやってきました。このホテルの創業もイグスと同じ1964年です。1964年は日本にとっては東京オリンピック開催の年であり、国際的レベルのホテルであるこのニューオータニもオリンピックに合わせて実行されたプロジェクトのひとつです。

当時の最新技術を駆使して建設された日本初の高層ホテル、ニューオータニの最上階には回転ラウンジが配置されました。これはかつての戦艦の技術を応用して作られたもので、多くの観光客に富士山の眺望を楽しんでもらうため、建物自体が回転するという大掛かりな仕掛けが施されました。
その後も、ホテルニューオータニは多くの国際会議や歴史的な晩餐会の舞台となり、国内外の賓客を迎えてきました。1979年、1986年、1993年には東京サミットのメイン会場としても使用されたニューオータニは、今でも高級ホテルとして多くの人々を引き付けています。

イグスバイクはもうひとつのオリンピックレガシーに向かいましたが、その途中に世界的に有名な交差点に通りかかりました。
渋谷の駅前交差点です。1度に3000人以上の人が横断するという世界で最も混雑した場所です。このように混雑しているのは、1日3万人近くが乗降する電車のターミナル駅から、街が放射状に延びているためです。
飲食店やファッション、ポップカルチャーの雑貨など、100以上の店が渋谷にはひしめいています。

数多くの看板や個性的な人々に囲まれましたが、それでもイグスバイクのオレンジは目立っていたと思います。

バイクはそこから4kmほど離れた駒沢公園にやってきました。ここは1964年の東京オリンピックで競技会場となった場所です。オリンピック期間中はサッカー、レスリング、バレーボール、ホッケーの競技が行われました。大会終了後、公園は一般に公開され、現在も多くのスポーツイベントや市民の憩いの場として利用されています。イグスの60年の長さを、同じ年月を重ねた施設を眺めて味わい、本日の17kmにわたる東京横断ライドは締めくくられました。

LCAプロダクトの大岡です。イグスバイクで東京を走ると聞いて、入念にトレーニングを積んできました。 東京の西側は山あり谷ありで大変でしたが、天気も良くて達成感のあるライドになったと思います。 東京らしい風景をお楽しみください。