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イグスジャパンのワールドツアーは、東京オフィスのある錦糸町から始まりました。多くのイグス従業員にとってのホームタウンです。東京の今朝の気温は10度。日差しも明るくなり、春の訪れを感じる季節となりました。

イグス従業員からの激励を受けてスタートしたイグスバイクは、東東京へと飛び出しました。この地域は東京の中でも平らで川が多くある場所です。区画も整理され、まっすぐで広い道が多いエリアです。

バイクは国道を走り、荒川を渡りました。東京の中でも主要な川のひとつで、将軍の治水事業で400年前に新たに作られた人口の川です。最初の訪問地、キャプテンインダストリーズ様は荒川を越えてすぐ、船堀というエリアにあります。

キャプテンインダストリーズ様は、イグスジャパンの歴史を考える上で外すことのできない存在です。社員の皆さまが迎えてくださり、営業部ジェネラルマネジャーの山崎様がイグスとの関わりについて話してくださいました。創業者の渡辺様はイグスがケルン工場を立ち上げる前からイグス製品に注目。いち早く日本に紹介し、のちに共にイグスジャパンを立ち上げるパートナーとなられました。現在でもイグスの主要な取引先として、多くのカスタマーに製品をご紹介いただいています。

ライダーの山田さんは、日本のカスタマーの要求事項とメーカーとのギャップを埋めることを使命と考え努力する良きパートナーが、日本におけるイグスの成長の一因であることを学びました。

山崎様とキャプテンの皆さまにイグスバイクを紹介した我々は、東東京エリアに広がる歴史の跡を探すことにしました。日本独自の格闘技である相撲の競技場は東東京エリアに集中しています。その競技場である両国国技館、力士が練習する部屋(ジム)のひとつは、いずれもイグスから3kmほどのところにありました。現在は地方でトーナメントが行われており、力士たちもツアーに出ています。

そこから15分ほど走り、日本の最も古いビジネス街を通り過ぎて、イグスバイクは東京駅に到達しました。日本各地への線路が集結するハブである東京駅は、皇居のすぐそばにあります。

イグス創業と同じ1964年10月に、ここをスタートとする東海道新幹線が開業しました。日本最大の都市である東京から2番目の都市大阪まで4時間で結ばれ、今では2時間半まで短縮されています。 イグスと同じ歳月を、同じように改良と革新に費やしてきた新幹線の姿を目にし、1日目の旅は幕を閉じました。

dry-tech営業部インサイドセールスの山田です。お客様からのベアリング製品へのお問い合わせや要望に対応するのが私の役目です。アウトサイドセールスやプロダクトマネージャーと共にお客様をサポートします。今回の日本ツアーの最初にイグスバイクに乗れること、igus:bikeワールドツアーの一翼を担えることに感謝しています。