学生フォーミュラ日本大会2022をサポート

学生フォーミュラは、公益社団法人 自動車技術会が主催する学生チームがフォーミュラスタイルの小型レーシングカーを開発・製作し、その総合力を競う自動車のものづくりコンテストです。イグスは学生フォーミュラのスポンサーとして、「学生フォーミュラ日本大会2022（2022年9月6日～9月10日）」で企業ブースに出展しました！

当日の様子を動画でレポートしました！ぜひご覧ください。

教育のためのリニアアクチュエータ

技術者になるための訓練には、ドライブユニットに関する授業も組み込まれています。ドイツのヘンネフにあるカール・ロイター専門学校のカリキュラムも同様です。同学校の生徒にはイグス社でメカトロニクス開発者として働くニクラス・シュレーダーもいます。彼は仕事の傍ら、認定技術者になるための訓練を受けています。「学校での実践的な内容は、私の仕事との関連性が深いのです。ドライブユニットの分野において、これまでの教材は空気圧のソリューションばかりを紹介していることに気がつきました」とシュレーダーは言います。そこで、彼はイグスから実習用資料を寄贈することにしました。ステッピングモータやdryve D1コントローラーが付いたリニアアクチュエータや送りねじモジュールが、専門学校の実習室に追加されたのです。「直感的なウェブベースのユーザーインターフェースにより、生徒達はモータ付きリニアアクチュエータがどのように稼働するのか、素早く理解することができます」とカール・ロイター専門学校の技術教師、クリスチャン ワッティ氏は述べています。「イグスの提案と専門知識で授業をサポートしてくれることを大変嬉しく思っています」

大型3Dプリンターの安全なケーブルガイド

小型の3Dプリンターが普及しているが、より大きな3Dプリンターではどのようなものが作れるだろうか。そう考えたロビン・ゴドウィルとクリス・ウォルターは、大型3Dプリンターを設計しました。彼らは、設置スペースが2×2×2メートルとなる大型3Dプリンターで、モノづくりの新境地を開拓したいと考えています。例えば、プラスチックから家具を作成するといったものです。しかし彼らは、3Dプリンタのプリントヘッドを軸に沿って可動させる際にケーブルを安全にガイドしなければならないという課題に直面します。それを解決したのがイグスの製品でした。当社は若手エンジニアサポート（Y.E.S.）の取り組みとして、学生たちにエナジーチェーンとケーブルを無償で提供しました。
 

ドライリンSHTを搭載したルービックキューブ攻略マシーン

ビーレフェルト応用科学大学ギュータースロー校の「メカトロニクス/オートメーション」コースの学生は、ルービックキューブ攻略マシーンの既存プロジェクトに取り組み、展示会や説明会で確実に使用できるように改良を加えました。既存プロジェクトの主な課題は、画像処理によるキューブの状態検出、ステッピングモータ制御によるキューブ側面の回転、キューブの複雑な手動クランプです。ドライリン送りねじモジュールを使用することで、無潤滑で揺れがない4側面からのキューブグリップを実現しました。ルービックキューブは1秒間に15手のスピードで解けるのが理想です。基本的なアルゴリズム解法では、10～35手が必要となります。しかし上手くいけば、1秒以内に解くことができ、プロの解法に対抗することが可能です。

太陽光発電とイグスのすべり軸受を搭載してオーストラリア横断

ダーウィンからアデレードまで、オーストラリアの砂漠を3,022km横断。ワールド・ソーラー・チャレンジの参加者は、この距離をちょうど1週間で走破しなければなりません。車は、太陽光発電だけを利用して駆動させます。世界中の学生チームが、このチャレンジに向けてさまざまな車両コンセプトを開発し、サステナブルな技術の多様性を示しています。今年の参加者には、アーヘンからの参加者もいました。Sonnenwagenチームは、2年に1度のこの大会で2回目の出場を果たし、6位に入賞しました。モーション・プラスチックのスペシャリストであるイグスのイグリデュール トライボポリマー製すべり軸受がこの入賞に貢献したのです。イグスの軽量なイグリデュールすべり軸受は、ソーラーカーに無数に搭載されています。イグリデュールJ製の自動調心型イグボール クレビスジョイントは、ソーラーカーのカバーの伸縮機構やステアリングホイールに使用されています。また、同材質のすべり軸受が、後輪のホイールサスペンションやステアリングギアにも使用されています。

DIY用3Dプリンター

ヨナス・ベルンハルトは、独自の3Dプリンタを作ることにしました。部品について、若いエンジニアはイグスの製品群を頼りました。プロジェクトの実装には、Y軸とZ軸をサポートするドライリンRアルミニウム製軸が必要でした。X軸のブラケットはドライリンRリニアブッシュでサポートしました。Y軸（ボード）のサポートにも、リニアベアリングとイグボール ロッドエンドを使用しました。取り外し可能なプリントヘッドについては、X軸にドライリン ガイドレールを設置しました。彼は仕組みとともにエレクトロニクスも考案し、ステッピングモータを制御することにしました。そのためには、イグスのチェーンフレックスケーブルをアルミプロファイルに通す必要がありました。

学生フォーミュラドイツ大会をポリマー製すべり軸受でサポート

イグスは、若手エンジニアサポートの一環として、学生フォーミュラドイツ大会で学生チームをサポートしています。学生たちは毎年ホッケンハイムリンクのコンペに集まり、それぞれの自作のレーシングカーで競い合います。問題は重量、コスト、スペースなど様々ですが、イグスのイグリデュールすべり軸受は軽量でコンパクトなトライボポリマーで役立っています。
制御システム、ペダルボックス、エンジンサスペンションなどに使用されるイグスのベアリング製品が、全チームをゴールへと導きます。すべり軸受は摩耗だけでなく、腐食や湿度にも耐性があります。ヴロツワフ工科大学のPWRレーシングチーム（写真）もイグスのすべり軸受を使用しています。
 

Y.E.S.のサポートを受けたB Humanがロボカップ・ドイツオープンで優勝

ボールを高く上げる、動くボールを蹴る、ジャンプする、転倒後に再び起き上がる。サッカーのプロだけでなく、ブレーメンのチームB Humanが作ったロボットもこのような動作をすることができます。B Humanは、ロボットの競技会「ロボカップ・ドイツオープン」の標準プラットフォームリーグで、昨年失ったドイツタイトルを奪還しました。チームは決勝で、ライプツィヒの現ワールドチャンピオンを4-3の接戦で破りました。「イグスのサポートのおかげでこの素晴らしい結果を得ることができました。次はシドニーで行われるロボカップ世界大会に出場します」B Humanのヤン・ブルメンカップは話しました。チームのさらなる成功をお祈りします！
www.b-human.eu

「Mostly Printed CNC」での安全なケーブルガイド

CNCフライス盤は、愛好家にますます人気が高まっています。迅速かつ低コストに作成して汎用的に使用することができ、フライス加工、レーザー切断、3Dプリント等の機能を備えています。ケイ・テメスも愛好家の一人です。機械工学の学生は、数年前から面白いDIYプロジェクトに取り組んでいます。彼はすでにイグスのリニアブッシュを使用して3Dプリンターを作ったことがありました。「Mostly Printed CNC」フライス盤で、テメスは再びイグス製品を選択しました。高耐屈曲チェーンフレックスケーブルと安全なエナジーチェーンによって、3軸上で確実なケーブルガイドを実現しています。イグスは、若手エンジニアのサポートの一環として、このプロジェクトを後押しました。

ロボリンクで若手機械エンジニアをサポート

4つのロボリンクD関節ユニットで、多機能多関節ロボットの簡単な構築を実現
 
ハイデンハイム大学では、機械工学の6人の学生チームがプロジェクトとしてロボットを構築しました。このロボットは、単独で部品を組み立て、独自の基本構造を再構築することができます。プロジェクトの目的は、3ヶ月以内にチームが自分たちでロボットを開発、構築、プログラミングすることでした。
交換可能なエンドモジュールによって幅広い用途を提供できることから、5軸の多関節ロボットが選ばれました。さらに、ドライバーとグリッパーの両ツールを組み付けることも可能です。制御システムには、クローズドループのステップコントローラとエンコーダ付きモータが使用されました。ロボットは自作のプログラミングによって制御されます。4つのイグス ロボリンクD関節ユニットが、精度を保証します。各関節部のセルフロックウォームギアは、ロボットの最適な許容荷重を確保します。イグスの関節ユニットはメンテナンスが少なく、高機能ポリマー製で潤滑が不要です。

子どもたちのためのY.E.S.イベント

VDIクラブの子供たち (VDInis) がイグスの工場を訪れました。約3時間のイベントでは、親子連れがプラスチックやモーション・プラスチック、イグスについて多くを学び、工場見学の後はエナジーチェーンに触れる機会を持ちました。
VDIクラブの子供たちにとって、プラスチックはすでに聞き慣れた言葉です。しかし、高機能プラスチック、射出成形、モーション・プラスチックはなじみがありませんでした。30分のセッションで、VDIクラブの親子はプラスチックやイグス、イグス製品に関して説明を受けました。
プレゼンテーションの後、休憩をはさんで、イベントのハイライトである工場見学へと直行しました。材料準備や射出成形機から、試験施設、ロボットやハーネス済みレディーチェーンを活用したエナジーチェーンの自動アセンブリまで、見どころはたくさんあります。
その後、参加者はエナジーチェーンのチェーンリンクを使って、カラフルなブレスレットやネックレス、縄跳びを作りました。

ローコストロボティクスのコンテスト

ローコストロボティクスのコンテストで入賞したRobert Hofmann社は、3Dプリントの時間を短縮する自動化アイデアで審査員の高い評価を得ました。賞金の3,000ユーロ分のクーポン券でロボリンクDロボットアームを入手することで、このコンセプトが実現できるようになります。低コストロボットは、同社のトレーニングセンターで使用される予定です。このイノベーションにより、同社独自の3Dプリンターのパネルの手動交換が不要になるはずです。そうすれば、プラントの能力を最大限に活用することができます。さらに、スマートフォンアプリで制御することも可能です。

学生フォーミュラのレーシングカーにイグスのすべり軸受を使用

オランダで開催された今年最初の学生フォーミュラで、ケルンの高等専門学校のチームeMotorsportsが初めての成功を収めました。ペダルにイグリデュールすべり軸受とイグボール ピローブロックベアリング、ステアリングドライブにトライボテープ、エアロダイナミクスパーツにクシロス ポリマー製ボールベアリングを使用し、チームはトップ10に入ることができました。

2018ロボカップ・ドイツオープン：イグスと共に表彰台へ

サッカー、救助活動、スマートファクトリーでの物流。2018ロボカップ・ドイツオープンにおいて、ロボットはこれらの分野で競い合いました。イグスのサポートを受けたCarologisticsチームは、ロジスティクスリーグでドイツチャンピオンになりました。
 
 

イグスの3Dプリント製スプリングを使用したスタイリッシュなワインホルダー

広さ141,000 ㎡、展示ホール11の規模でケルンで開催されるIMM見本市は、今回もまた世界最大の家具ショップとなります。業界のクリエイターによる最新作が発表されます。目新しいデザインや材料に出会うことができます。ハンブルクのGsechs応用科学大学の15人の有望な木工技術者は、チーク材/オーク材、コルク、スレート化粧板を使用した洗練されたワインホルダーシリーズを出品します。この家具には無潤滑・メンテナンスフリーのイグスのすべり軸受が装備されています。

イグスと共に2017世界ロボットオリンピックへ

今年、イグスはコスタリカで開催される世界ロボットオリンピック(WRO) で、オーヴェラートのパウル・クレー高校のRobo TVチームをサポートしています。競技は、チームが構築し、プログラムしたレゴロボットを使用して、指定された時間内にタスクを完了することを中心に展開します。
 
ヨッヘン・ハースとアレクサンダー・アルバースは、WDRテレビでこのプロジェクトを発表しました。6分26秒からが興味深い内容です：動画WDR
 
世界ロボットオリンピックでのチームの様子については、ブログ（※英語）をご覧ください。

ドライリンWでより静かなカメラガイド

自動でモーションタイムラプスを撮影し、ショートフィルムに記録するためのカメラスライダーを構築するというアイデアで、パウル・サウルはイグスの若手エンジニアサポートに連絡しました。リニアガイドの静かな走行と低振動動作が決めてとなり、彼はドライリンWレールと対応キャリッジを選びました。ベルト駆動でキャリッジとステッピングモータをつなぐことで、カメラがレールに沿って動きます。可能な限り最高度の位置決め精度と、同時に高い走行速度を達成するために、このタイプのモータが選ばれました。フォーカススタッキングと、タイムラプス撮影中に一定の距離を確保するため、精度は特に重要です。彼は、カメラマウントとモータマウントを自分の3Dプリンタで作成しました。

見えない部分にドライリンN使用

こちらの職人プロジェクトでは、オーク材と無煙炭色のMDFで玄関家具が作成されました。可動式ワークトップから隠し収納にアクセスできるようになっています。見えないガイドは、ワークトップと本体の間に薄型リニアガイドのドライリンN17を使用することで実現されています。

学生フォーミュラのレーシングカーにイグスのすべり軸受

ホッケンハイムリンクで行われた学生フォーミュラ大会で、25ヶ国から集まった115チームが競い合いました。今回も学生たちは、イグスの無潤滑・メンテナンスフリー製品を採用しました。ペダルのリニアガイド、ステアリングドライブ内のカーボン軸とベアリング、サスペンションアームのロッドエンドなど、イグスの製品は幅広いシーンで使用されています。

チェスの駒をスライドさせるイグスのリニアガイド

チェスは最も人気のある頭の体操の一つであり、相手がいてもいなくても楽しむことができます。セバスチャン・ヤーンとユリアン・クライドルは、卒業論文の一環で新世代のチェスロボット「チェスバディ (Chess Buddy)」を開発しました。このロボットは人間の相手の動きに直接反応し、自律的に駒を動かします。モータで動くチェスバディの内部機構は、2本の精密アルミ軸で構成され、その上で無潤滑ドライリンRリニアブッシュが電磁石をスムーズかつ静かにスライドさせてチェスの駒の位置決めをしています。

モバイルマニピュレータの設計をイグスが後援

ハイデンハイムの学生グループは、このために提供された装置で、10個の積み木を拾い上げ、部屋の別の場所に積み上げることができるモバイルマニピュレータの設計を任されました。チームは、グリッパーを使用して積み木をマニピュレータのレールに積み上げることにしました。レールは、最大5つの積み木を格納できる機能を担っています。積み木を降ろす位置が高いところにあるため、高さ調整は送りねじ駆動で行われます。もう一つの送りねじ駆動によって、積み木は確実に水平方向に排出されます。プロジェクトを低予算で完結できるよう、チームはイグスの若手エンジニアサポートに連絡を取りました。チームは営業部門とともに、プロジェクトに適したベアリング付きのドライリンE送りねじ駆動、ドライリン SLWスライドテーブルを選択し、マニピュレータに適切に取り付けました。チームはこれをACHIM (Automated Cube Handling and Insertion Manipulator) と名付けました。無潤滑・メンテナンスフリーの送りねじとそれに合わせて設計されたモーターにより、マニピュレータは必要に応じて4分以内に10個の積み木を拾い上げ、回転させて適切な場所で排出することができます。

イグスの3Dプリント製耐摩耗性部品でより速いゴール

学生フォーミュラの世界では、軽量構造とイノベーションは日々の取り組みの要です。フリードリヒスハーフェンの学生フォーミュラチームGlobal Formula Racing によるドラッグリダクションシステム（DRS）の設置にも、軽量かつ安定した耐摩耗性部品が必要だったため、チームは若手エンジニアサポートに連絡を取りました。イグスの3Dプリントサービスは、簡単かつ迅速にプリントした「ウイングインサート」をチームに提供しました。インサートは、可動式でありながら安定したウイング設計を可能にします。正確で迅速な生産により、インサートはすぐにウイングプロファイルに取り付けられました。

イグリデュールすべり軸受と共にドイツ選手権出場

イグスがスポンサーを務めるチームMcGravityは、F1 in Schoolsドイツ選手権で見事6位に入賞しました。ドイツ全体で合計230チームが、F1 in Schools優勝を目指して競い合いました。ハンブルグのチームは州選手権で2位に入賞しており、他の16チームとともにドイツ選手権への出場を決めていました。これらの選手権では、スピードやチームワークなど、さまざまなカテゴリーでチームが競いました。

イグスが後援するB-Humanがロボカップ・ドイツオープンで優勝

イグスが後援するブレーメン大学のチームB-Humanは、ライプツィヒのHTWKチームとの決勝戦に4-1で勝利し、ドイツで最高のロボットサッカーチームとしてロボカップ・ドイツオープンで再び優勝しました。すでに予選と準決勝で、チームはドイツ、スイス、ルクセンブルク、イタリアの相手チームに勝利していました。ドイツチャンピオンたちは現在、世界チャンピオンとしてタイトルを防衛するため、日本での世界選手権に向けて準備を進めています。

イグスのポリマー製すべり軸受で準優勝

今年のF1 in Schools南東地域選手権では、ヤーコプ・フッガー高校のチームInfinite Speedがバイエルン州の準優勝に輝きました。このチームは、スタブ車軸とフロントスポイラーの両方にイグリデュールJ3すべり軸受を採用しました。Infinite Speedのチームピットも同様に審査員を魅了しました。特に、審査員は、自分たちでプログラムしたバーコードを使用してチームメンバーとマシンの情報をタッチディスプレイに表示するというアイデアに大いに感銘を受け、チームはシニアチームで最高のチームワークに贈られる特別賞を受賞しました。

イグス製品が勝利をサポート

ハンブルグのGrootmoor高校のFrantic Racingチームは、 F1 in Schoolsハンブルグ州選手権で、レーシングカーの最高デザインで第1位を獲得しました。イグスは、クシロデュールB180製のクシロス ボールベアリングで、プロトタイプの製作と最終車の両方をサポートしました。また、ガイド要素にはイグリデュールG製すべり軸受が使用されました。F1 in Schoolsのレースでは、車はガイドストリングで引っ張られることで、トラックにしっかりと留まります。このコードをできるだけしっかりと囲むため、学生たちは当社のすべり軸受を車の底に採用しました。

「パブリックブリューイング」プロジェクトをY.E.S.がサポート

「パブリックブリューイング」プロジェクトは、デュッセルドルフのユーリゲ醸造所の建物に映し出されたインタラクティブなメディア・ファサードです。イグスが提供したドライリンZLWを使用して、ビール生産をバーチャルに映し出し、その後本物のビールが出てくるようにしました。訪問者はさまざまなボタン、ポンプ、ハンドルを操作して、麦芽の粉砕から瓶詰めまでのプロセスを制御するバーチャル体験を楽しむことができます。