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イグスは、Ponchon SAS社と共同で、農業用に、ターゲットを絞って局所的に雑草を除去するフィールドロボットを開発しました。この農業用ロボットは、人工知能を使って雑草の位置を特定し、レーザー光線で的を絞って雑草を焼却します。レーザーの位置決めには、イグスのガイドレール3本と統合制御システム付きモーター3個を使用しています。位置決めコマンドは、CANバス経由で送信され、狙った雑草を焼却します。このアセンブリは、農場で独立して移動できる自律型ロボットに搭載されています。
自動化ソリューションで重要だった要件は、複雑な使用条件下で行う屋外作業でした。一日中、風、雨、太陽にさらされ、少なくとも1日8時間は、作業しなければなりませんでした。また、除草ソリューションは、経済的で時間を節約できるものが求められました。その意味では、デルタロボットは手頃な価格で、屋外の条件にも対応できるロボットでした。また、1秒間に2~3回の動作することができました。これにより、ストロークは900mmでレールを3本使って、幅1.20mの畑の雑草を除草することができるようになりました。
ローコストオートメーションを使ったソリューションにより、有機農家は、除草コストを大幅に削減できるようになりました。これまで、1ヘクタール当たり1,000ユーロのコストは、化学的ソリューションでしか達成できませんでした。イグスのソリューションを使えば、除草コストを半減できます。また、ロボットは自律型なので、農家は、手作業よりも付加価値の高い作業に専念することもできるようになります。そのため、全体的に、農業設備は10分の1に削減できます。
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