解決方法
「スピードマウンター」には、様々な種類のチェーンフレックスケーブルとエナジーチェーンが使用されています。その全てが、可動作業向けに開発されています。
制御・動力ケーブルに関しては、IPTE社は、最小曲げ半径5xdのチェーンフレックス
CF9(シールドなし)と
CF10(シールド付き)を採用しており、これにより最小の設置スペースでも、曲げ半径を小さくして使用が可能になりました。エナジーチェーンも、最小の設置スペースでの使用が可能です。なぜなら、TPE皮素材と絶縁体は機械的に最適化されたので、外径を小さくすることが可能になったからです。さらに、イグス製ケーブルは、充実押出成形された内被のおかげで、何百万回も往復しても、ケーブルの伝送特性は保持されます。制御・動力ケーブルについては、ハロゲンフリー、難燃性、UL認可という特徴をもつ
CF27複合ケーブルがサーボモーターへの供給に使用されています。
ケーブルは
E2ミニ、
E2ミディアムおよび
E2/000シリーズのエナジーチェーンで使用されています。特にE2ミディアムでは、大きな負荷がかかっています。チェーンとケーブルは、年間約1,700万サイクルとなっています。プリント回路基板での帯電を避けるために、エナジーチェーンはすべて、導電性があるESD版で納品されています。
エナジーチェーンシステムおよびチェーンフレックスケーブルを使用すれば、メンテナンス頻度を大幅に低減することができます。