Arcora社(フランス)では、ファサードの日除けフィンを作動させるシステムを開発しています。このため、システムには、形状記憶合金を使用しています。ケーブル形状には、ニッケルチタン合金が使用していて、熱せられると莫大なエネルギーを放出して、直動キャリッジを作動させます。このキャリッジは、小さな接続ロッドを介して、回転する日除けフィンに動作を伝えます。建物のファサードでは、このようにして、標準のモーター駆動の代わりに、本システムが使用できます。
移動部品と固定部品の間のインターフェースには、イグボール球面ベアリング、イグリデュールJフランジ型ベアリング、ドライリンN薄型ガイドレールなど、イグスの部品が採用されています。