ロボットアームのウォームギア/波動歯車、試験済み

弊社ロボリンク試験施設の49の試験装置にて、ロボットアームの各ウォームギア及び波動歯車の耐久性が現在テストされています

ロボリンク試験施設 ロボリンク試験施設内の試験装置
ロボリンク試験施設では、RL-Dウォームギアの試験が、22の試験装置にて24時間体制で連続的に行われています。 ここでは、各ウォームギヤホイール/ウォームシャフトの組合せの耐久性をテストするために、異なる荷重/速度を適用しています。 現在の標準は、硬質アルマイト製ウォームシャフトとイグリデュールA180製ウォームギアホイールです。 これらの構成要素からなるサイズRL-D-20(伝達比1:38)の耐久試験では、5Nmおよび12rpmで現在100万回以上が達成されています。 イグリデュールI3材質を「プリントして」作られたウォームギアホイールでも、非常に良い結果が得られています。
加えて、ポリマー製波動歯車RL-Sの試験を行う27の試験装置があります。 現時点での標準的な組合せは、イグリデュールJ製の外輪と当社の26/31材製のフレキシブルな内輪です。現時点までの耐久試験における耐用年数は、5Nmおよび9rpm(サイズRL-S-20、比率1:38)で50万サイクルです。
私たちは主に、弊社の多軸ロボットアームを弊社の生産設備で試験しています。 ここには現在、2つのシフトで使用されている自動組立機が4台あり、平均して1時間あたり20mの弊社エナジーチェーンを組み立てています。 この社内自動化プロセスは、2017年初めにスタートしました。最初のロボットアームは、最近100万サイクルを達成しました。 アームは、各サイクル4〜6秒で操作されています。 2017年内に、この社内自動化機械を最大50台にする予定です。

この試験施設でのその他の試験

社内試験施設では、ロボリンクの構成部品だけでなく様々な試験が行われています。 イグリデュールすべり軸受、エナジーチェーン、チェーンフレックス可動ケーブルからドライリン リニアガイド及びスライドテーブルまで徹底的に試験されています。