カメラを内蔵したプラリネ自動供給用ロボリンク ロボットアーム

  • 要望:プラリネ分配のための経済的かつ正確な自動化ソリューション
  • 要件:迅速な投資対効果、プログラミング知識がなくても利用できるユーザーフレンドリーな制御システム、内蔵型のカメラシステム
  • 使用製品:ロボリンクDCi 多関節ロボットアーム
  • 産業: 自動販売機
  • お客様のメリット: チョコレート店向けの低コストな集客効果、チョコレートを衛生的に包装
     
     
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事例について:

Roose Automation社の自動チョコレートピッカー「Chocomatic」は、7軸目で動く
ロボリンク多関節アームロボットを使用しています。 柔軟なワークスペースと統合されたカメラシステムのおかげで、ロボットはあらかじめ選択されたチョコレートを自ら摘み取り、箱の中に慎重に入れることができます。
お客様はモバイル端末を使って希望のチョコレートを選択するだけです。 ある種類のチョコレートがなくなった場合、お店を訪れたお客様はそのチョコレートを選べなくなるため、従業員はそのチョコレートを補充しなければなりません。

問題

特に中小企業の場合、有名な大手ロボットメーカーとの協業に必要な、高額なロボットライセンスを購入するための資金が不足するケースが多く見られます。 一般的に、完全なロボット自動化ソリューションは、非常にコストがかかる場合が多く、中小企業の年間収益にとって受け入れられるものではありません。
さらに、多くのロボットシステムは産業用途向けに設計されており、小規模な用途が持つ細かなニーズに対応できなかったり、逆に複雑すぎたりします。

解決策:

自動チョコレートピッカーシステムでは、ロボリンクのロボットアームがドライリンZLW軸上を移動し、この軸はいわゆる7軸目によってロボットの作業空間を拡張しています。
お客様はモバイル端末で希望するチョコレートを選択し、ロボットがそのチョコレートを摘み取って箱に入れます。カメラシステムを搭載したロボットはチョコレートをスキャンし、チョコレートの位置と高さの情報を取得します。  ロボットに統合された制御システムは直感的な操作が可能であるため、お店の従業員に研修やプログラミングの知識は必要ありません。
イグスの低コスト チョコレートピッカーは、主にチョコレート店や博物館で集客効果を発揮します。
さらにこのピッカーがあれば、チョコレートは人に触れることがなく、直接箱の中に入れられるので、より衛生的です。