2018年のハノーバーメッセにて、イグスは初めて6軸まで構成可能な波動歯車のロボット関節、ReBeLシリーズを発表しました。ReBeLシリーズは人との協働作業に向いています。このプロトタイプはCommonplace Robotics社とのコラボレーションによって製作され、これまでのロボリンクモデルとは根本的に異なります: ステッピングモータの代わりに、(最新のサービスロボットでは既に使われている)軽量なブラシレス直流モータ、BLDCモータが採用されています。
BLDCモータは小型なので、ReBeLジョイントの波動歯車に組み込むことが可能です。 制御装置も軸内に収められているため、外付け制御キャビネットは不要です。 ケーブルも軸内で案内された結果、ロボットの外形は滑らかです。将来的に、電源に不具合が発生してもアームの位置を保存するアブソリュートエンコーダを装備する計画もあります。
ロボリンクReBeLジョイントは、人との協働作業や一般消費者向け用途への使用が考えられています。 例えばReBeLジョイントは、移動プラットフォーム上に設置されたロボットアームのようなモバイルアプリケーションに特に適しています。 主な用途:
モバイルアプリケーション
「Alexa」などスマートスピーカーとの組合せ
倉庫内でのピッキング作業
ピック&プレース
食器洗い機への出し入れ
テクニカルデータ | |
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外径 Ø | 80 mm |
L1 | 46 mm |
L26 | 9 mm |
重量 | 320 g |
動作電圧 (コントローラ) | 5V |
動作電圧 (モータ) | 24 V |
テクニカルデータ | |
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外径 Ø | 105 mm |
L1 | 49 mm |
L26 | 2 mm |
重量 | 430 g |
動作電圧 (コントローラ) | 5V |
動作電圧 (モータ) | 24 V |
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