ほやほやのアイデアで、新会社生活

ニコラス・アウグスト・オットー職業学校の最終プレゼンにご招待

生産に経済性があり、そして日常とのつながりがある、そういう本当のイノベーションはなかなかありません。 3月10日、職業学校生徒3～5人のグループ（専門分野 自動車、車両、車両技術）が、コンビネーション発見と有意義な一時に感慨。最初のアイデア発見から設計まで、わずか6週間しかありませんでした。
自動車技術分野のナショナル・サポーター、あるいはシェル・エコマラソンのスポンサーとして(プレゼンを目的) 、イグスは招待を受けて参加しました。

短い挨拶の後、第1グループのプレゼンが始まりました。 生徒5人で、「ルーフミラー」の第1プロトタイプ（ハイブリッド形式）を製作。 関心を集めたのは、路上アンケートによって、パノラマ太陽光防護設備がないことに不満が多いことに着目したことです。 電気駆動で非常に軽い模型を（キーワードは「エネルギー効率」）、押出し成形で作成しました。ドミニク・カマン氏（国家検定技師）は、ここで「最終的側面」に着目。すなわち、このところ爆発的に上昇しているガソリン価格に鑑み、どのイノベーションもこのフィールドで確固たるものとならなければならないと考えたのです。

見る人の関心を特に引いたのは、ドアのスウィングおよび取付けテーブルで、これは修理工場等で自動車ドアの取外しが確実、安全、迅速に行われるのに使われるものです。 現場でのデモンストレーションは、このプロトタイプが完璧に機能することを示しました。
ヴィンケルマン、シュター、そしてラーデックの3氏は、設計した テレスコープ型ステアリングシームの出来栄えにご満悦。これにより、ステアリングの調整・設定が完璧になり、趣味のレーシングスポーツの性能が向上できます。 このプロジェクトは残念ながら、TÜV（ドイツ技術検査協会）の認証が得られませんでした。 個別には、認証された部分もあります。

ヤニセヴィスキー、モライリディス、バグロックの3氏は、 シェル・エコマラソンへの参加についてプレゼンをしました。 ルールは基本的に非常にシンプルなものです。燃料1リットルで、誰が一番遠くまで行けるかを争う。
NAOB職業学校チームがやってのけました。 1リットルで、なんと617km です(!!). 世界記録679kmに近い成績。
さらに、非常に人気があり、その社会性が認められたのは、 身体に障害のある人の走行アシストとなる設計です。 これで、3人の生徒がハイデルベルグの従来システムに対抗しました。ここで特別なのは、グループが左利き用の手操作機を作り、左を使いたい人に非常にフレキシブルで、乗り降りが簡単であるものです。

射出成形でできるメルセデスSクラスの継電気箱、あるいは キャンピングカーの実負荷容量 を計測するシステムが、非常に面白い展示となりました。
前者はメルセデス・ベンツの企業と大きく関わっている一方、後者は一般消費者に関心の深いものです。 このシステムは通常の市場価格をかなり下回りながら、独自開発したケーブルウィンチによって、キャンピングカーの実負荷容量を出すことができます。
イグスは、すべての学生・生徒の皆さんの努力を評価し、有意義な催しに招いていただいたことを感謝します。
技師の皆さんに、新しい仕事の好調なスタートを祈念します。そして、開発した製品が生産されるようになるかもしれないと思います。