プレスリリース

イグス株式会社（東京都墨田区）は、太陽光発電機のように長時間紫外線に晒される環境で使用するすべり軸受け用に、新しい樹脂材質「イグリデュールJ UV」を開発しました。「イグリデュールJ UV」は、非常に優れた紫外線耐性や、低摩擦係数、耐湿性等の特性を備えています。 太陽光発電機に限らず屋外用途では厳しい環境条件でも長期間問題なく機能することが不可欠です。高耐久、長寿命であること、そして低コストという要件が、例えばソーラータワー発電所やパラボラトラフ型集光装置、パネル調整用の回転軸ベアリング等で求められます。 そのような用途に対応できる材質として、イグスは、耐摩擦性および耐久性に優れた従来材質「イグリデュールJ」をアップグレードした「イグリデュールJ UV」を開発しました。「イグリデュールJ UV」は、持続的な直射日光下での使用に適しており、安定した紫外線耐性を誇ります。全てのイグスすべり軸受と同様、固体潤滑剤を含有しているため無潤滑・メンテナンスフリーで、埃や汚れに対する耐性も優れています。ソーラーシステムの非常に滑らかな運転や無潤滑、長期間の耐久性を実現する理想的な材質です。

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