ポリマー技術による技術的向上

画像データ記憶媒体の生産設備は、超高速運転の設計です。 たとえばCD1枚の製造時間は、1秒と少しです。 それに対応し、設備機械パーツへの要求条件も高くなっています。 樹脂製ロットエンドベアリングは、この高サイクル生産で大きな役割を果たしています。 STEAGハマテク社（独バーデン・ヴュルテンブルグ）は、画像データ記憶媒体の製造工程と機械設備を開発、生産、販売。新しいディスクフォーマット全てに対応し、システムソリューションとして画像ディスク産業に提供しています。 CD-R1枚のサイクルタイムは、数年前にはおよそ4秒でした。 今日ではこのサイクルタイムは1.6秒に短縮されました。これにより、生産性が250%向上しました。 原則として、このプラントは一年365日休みなく稼動しています。 そのため、ハンドリングユニットは年に1750万 ～2000万サイクル稼動しています。 機械設備への要求条件は、それに伴い高度なものとなりました。

ロッドエンドベアリングは摩耗が少なく、メンテナンスフリーで使用できます。 擦れによる粒子の排出が殆どありません：これはクリーンルームでの使用において重要な要件です。

樹脂製イグボール ロットエンドベアリングが示す高い耐久性

樹脂製イグボール ロットエンドベアリングは、厳しい条件下で強みを発揮します。 イグボールは、１００％樹脂で製造した、自動調心機能のあるベアリングです。 試験台では、塗布モードに設定した操作が行われています。 テストはおよそ2年半前から続行し、現在までにおよそ9400万サイクルを終了。ロッドエンドベアリングは、まだ新品同様の状態です。

包装機械で使われる樹脂製の球面ベアリング